【商材価格330万円】泉忠司のシンニホン創世プロジェクトは怪しい？【株式会社SNS】

2024年12月9日

当ブログをご覧いただきありがとうございます！

「元ヒキコモリの高卒フリーターが送る気ままな生活」管理人のカブです。

今日のニュース

食用コオロギの生産・商品開発に取り組んでいた会社が倒産したそうです。

・・・まぁそうなるよな、としか思えませんが。

コオロギパウダーでも十分気持ち悪いし、リベンジは難しいと思います。

破産した「食用コオロギ」ベンチャー企業の社長が明かす“SNS炎上騒動”の全真相　それでも「リベンジ」を誓うワケ

本ブログは、ネットビジネスの調査・検証を行い、

「初心者でも安全に稼げるのかどうか」

を解き明かしていきます！

【今回検証した案件】

シンニホン創世プロジェクト

今回の案件は「億越えの投資家を目指す」ことが出来ると宣伝していますが、そんなことが出来るのでしょうか？

伝説のベテラン講師とは何者なのか？

調べましたので、ぜひ最後までご覧ください！

カブ

それでは検証開始です！

シンニホン創世プロジェクトとは？

株式会社SNSが提供するシンニホン創世プロジェクトの宣伝内容をまとめます。

シンニホン創世プロジェクトの宣伝内容

・知識、経験、スキル全て不要。初心者OK
・指導実績20年のベテラン講師によるNO.1資産運用術
・億越え投資家を目指す
・1人ひとりにあった投資を紹介
・特別情報でその時に最適な案件を紹介
・登録者全員に完全マニュアルDVDを無料プレゼント

メールアドレスの登録をすると、『知らないと損するお金を裏技を限定公開』してくれるらしいので、おそらく動画を視聴することになるでしょう。

「あなたに合った投資術をカスタマイズ」と宣伝していますので、参加者それぞれ違った投資術となるのでしょうね。

それにしても、知識・経験・スキルが不要ということで、努力なしで稼げるのならラクチンですね。（本当の話なら）

もっと詳しく内容を知るためにも、動画を視聴してみましょう。

登録して、動画を視聴

公式HPにある申し込みフォームからメールアドレスを登録すると、動画を見れるようになります。

シンニホン創世プロジェクトの動画は、なんと全4話の4時間にも及ぶ長編動画となっていました。

動画には、泉忠司という人物が登場するのですが、その人が言うには「これから価値が上がることが約束されている投資案件の情報を事前に知り、出来レースで儲けまくる」と熱く語っています。

一応、動画は全て視聴したのですが、その内容は「特別なプロジェクトに参加して、稼げる情報を受け取る！メタバース、NFTで権利収入を得る！」的な話でした。

しかし、この泉忠司という人物ですが、「どこかで聞いたことがある名前だな～」と思ったら、やはりあの泉でした。

カブ

アイツだー！

泉忠司の経歴が怪しい？

泉忠司のオフィシャルサイトに経歴が載っていました。

1972年香川県高松市生まれ。偏差値30から半年で全国模試1位に。
ケンブリッジ大学留学、早稲田大学British Studies研究所客員研究員を経て、
横浜市立大学、青山学院大学、日本大学などの講師を17年に渡って歴任。専門はイギリス文学・文化全般。独自の教育理論と歩んできた実人生から
「リアルドラゴン桜」と呼ばれ、
コミック『ドラゴン桜』12巻（講談社）でも紹介される。

多分野にわたる文化貢献・国際貢献は計り知れないことから、2011年には当時39歳の若さで東久邇宮文化褒賞を授与される。

また、世界各国での社会貢献活動が評価され、
ドナルド・トランプ大統領より
アメリカ合衆国大統領府最優秀顕彰を2017年9月に授与された。

引用元：https://web.archive.org/web/20210305013059/http://www.izumi-tadashi.net/profile.html

あまりにも立派過ぎる経歴ですね。

まぁこれらが全て本当の話であれば、ですけど。

少なからず話を盛っていそうなので、調べてみました。

ケンブリッジ大学には半年間留学していただけ？

泉忠司はケンブリッジ大学に留学していたとされていますが、これは短期留学だったみたいですね。

上記のプロフィールを見ても、「ケンブリッジ大学を卒業した」とは書かれていません。

留学自体は本当のようですが、半年間だけ、「プレゼン文書作成の講座を受講するために留学していた」ということみたいです。

東久邇宮文化褒賞はお金で買える

「東久邇宮文化褒賞を2011年に授与された」らしいですが、受賞者一覧に名前が見つからないのですが・・・。

2011年（平成23年）の受賞者に泉忠司という名前が載ってないですね。

そこで、よく調べてみると、泉忠司が授与されたとしているのは、「東久邇宮国際文化褒賞」ではなく、「東久邇宮文化褒賞」である事が判明しました。

カブ

少しの違いですが、大きな違いがあります。

これで納得できました。

どういうことかというと、この「東久邇宮文化褒賞」は、「他薦もしくは自薦による推薦で、受賞費用を支払って授与される」というものだからです。

つまり、お金を払えば誰でも受賞できてしまうという程度の価値のものです。

カブ

モンドセレクションみたいなものですね。

泉忠司の過去のトラブル

泉忠司は仮想通貨の案件で問題を起こしていたようです。

この消費者機構日本という消費者を保護する団体の公式サイト上には、このような文章が並んでいました。

「訴訟」と書かれているので、中々の大事になっている模様・・・。

こんなの見たら、私なら「泉忠司には関わらないほうが良さそうだ」と判断しますね。

シンニホン創世プロジェクトの価格は最高330万円！！！

泉忠司のシンニホン創世プロジェクトは、無料動画と宣伝して参加者を集めていますが、最終的には高額なプランに誘導されてしまいます。

このことは特商法にも記載されていました。

・シン・ニホン創生プロジェクト：33万円
・シン・ニホン創生プロジェクトプラチナメンバー：110万円
・泉忠司インストールプログラム：330万円

泉忠司という人物に、この金額を払うのはリスクが高いと思います。

カブ

3330万円をポンと出せるような人は、そもそも副業なんてする必要ない人なのでは・・・。

シンニホン創世プロジェクトの特商法

「特定商取引法に基づく表記」って何？

「特定商取引法に基づく表記」とは

「特定商取引法」とは、トラブルが生じやすい通信販売や訪問販売などから、それを利用する消費者を守るための法律です。
事業者名や所在地、連絡先といった情報を、ネットショップ上に表示することが義務付けられています。
違反行為が認められれば、罰則の対象となります。

この「特定商取引法に基づく表記」の記載内容が不足していたり、そもそも記載すら行っていない運営者は、「法律を遵守する気が無い」と捉えられても仕方が無いでしょう。

特定商取引法に基づく記載は運営者の信用に直結しますので、何らかの案件に興味を持った時は、必ず確認するようにしてください。

特商法の記載をキチンと行っていない案件に、まずまともな物はありません。

シンニホン創世プロジェクトの特商法表記は？

販売会社	株式会社SNS
責任者	藤田徹
所在地	〒105-0013　東京都渋谷区恵比寿2-6-28IL CENTRO EBIS 602
電話	050-1808-4704
メールアドレス	info※sns-company.info

特商法の表記に不足はありません。

ただ、050で始まる電話番号なので、これはIP電話を使っているということです。

IP電話の利用が絶対にダメとは言いませんが、悪質業者がよく利用していることも事実です。