カブ管理人です!
今日は【ドルスキャワールドFX~for 自動売買アレンジver~】という商材について取り上げたいと思います!
結論からになりますが、この商材はオススメできません!
【ドルスキャワールドFX~for 自動売買アレンジver~】のセールスコピー
・ソフトを取り込む→スイッチをオンにする、この2手順だけ!
・エントリーも決済も損切りもパソコンが全自動で行います
・自動売買未経験者でもすぐにできます
特定商取引法に基づく表記
販売会社 | 株式会社金馬新聞 |
所在地 | 北海道札幌市豊平区平岸四条13丁目4-30 シャトー和田407 |
TEL | 090-7515-7358 |
問い合わせ | kinmashinbun@yahoo.co.jp |
URL | http://dollar-scaea-tp.main.jp/ |
「特定商取引法」とは、トラブルが生じやすい通信販売や訪問販売などから、それを利用する消費者を守るための法律です。
事業者名や所在地、連絡先といった情報を、ネットショップ上に表示することが義務付けられています。
違反行為が認められれば、罰則の対象となります。
特商法の表記に不足はありません。
【岩本和也】 とは
株式会社金馬新聞の代表取締役をされています。
Twitter上では「fxカニトレーダー」として、有名なFXトレーダーの方です。
「東京オンリーFX」というFX商材も販売されています。
【ドルスキャワールドFX~for 自動売買アレンジver~】 の特徴
「EAをMT4に適用して作動させるだけで、自動売買で稼げる」、という”セッティングの手軽さ”と”楽して稼げる”ことを謳い文句にしたFX商材です。
自動売買のメリットとしては、チャートチェックや売買判断に必要な時間と労力、ストレスを削減できることでしょうか。
デメリットとしては、PCをつけっぱなしにするか、VPS(仮想デスクトップ)の契約かのどちらかが必要なことです。
VPSは月額1000円程度。
また、1カ月間は無制限でメールサポートが受けられます。
2021年1月~2016年12月31日の間のバックテストの結果が公開されています。
「絶対に勝てるわけではなく、マイナスになる可能性もある」とランディングページ上で正直に書かれています。
「利益を狙える」とは言っても「稼げる」とか「勝てる」とは一切述べられていませんね。
【ドルスキャワールドFX~for 自動売買アレンジver~】 のデメリット
フォワードテストの結果が公開されていない。
ランディングページには5年間のバックテストの結果が公開されていますが、バックテストの結果は当てになりません。
何故なら、カーブフィッティングと言って、EAを過去の相場の値動きに合わせて最適化することができてしまうためです。
カーブフィッティングを行えば、バックテスト結果は必ずいい結果になります。
ドルスキャワールドFXでカーブフィッティングが行われていると断言するつもりはありませんが、バックテストの結果しか公開されていない場合、ランディングページに書かれていることを鵜吞みにしてしまうのは危険だと思います。
岩本和也氏は経験豊富と思われるFXトレーダーなのですから、こうした疑いを持たれないためには、フォワードテストの結果を公開すべきだとわかっているはずですが・・・。
価格が高め
販売価格は約10万円と高額です。
フォワードテストの結果が公開されていませんし、公式ブログで公開されている運用結果はスクリーンショットではなく自作のテキストのようです。
収益性のある商材とは判断しにくいにもかかわらず、この価格はちょっと手を出しづらいのではないかと思います。
【ドルスキャワールドFX~for 自動売買アレンジver~】 の評判・口コミ
実際バックテストで10年負けなしといったEAでも
いざ実践で運用を開始したらボロボロ…
なんてことは良くある話ですからね。苦笑
そういう意味では、ドルスキャワールドFXオートも
フォワード実績を開示していない他のEAと同様に
最初から大きな期待をするのは禁物と言えます。(^^;
FX、日経225、株 ”徹底攻略ブログ”
【ドルスキャワールドFX】 のまとめ
結論になりますが、この商材はオススメできません!
・フォワードテストの結果が公開されていない
・公式ブログで公開されている運用実績が、スクリーンショットではなく自作のテキスト
・価格が高い
今回は、”ドル円専用自動売買ソフト”の 【ドルスキャワールドFX~for 自動売買アレンジver~】 を検証しました。
著者の 岩本和也氏は「fxカニトレーダー」という名前でも活動されている有名なトレーダーですが、本商材はバックテストの結果しか公開されておらず、また公式ブログの運用実績も自作のテキストという、信憑性に欠けるものでした。
バックテスト5年間の結果は優れていましたが、フォワードテストの結果が公開されていない以上は、カーブフィッティングが行わた可能性を否定できず、収益性のある商材と判断することができません。
岩本和也氏は経験豊富と思われるFXトレーダーですから、フォワードテストの必要性は重々わかっていらっしゃるはずではないかと思うので、その点で「なぜ?」と岩本和也氏に対して不信感を持ってしまいました。
このような情報不足の状態で、約10万円もする高額商材に手を出すのはリスキーではないでしょうか。
カブ管理人